毛布選びのコツ

マイヤー織とニューマイヤー織の毛布は違う!自分に合う毛布を見つけてみましょう

みなさんは毛布の種類をご存知ですか?毛布には多くの種類があります。織り方が違う物、繊維が違う物等様々です。また、毛布は体を温めてくれる物の一つで、寒い時期には必要ですが、なかなか種類が多くて自分にはどのような毛布が合うのかと悩む人もいるでしょう。

今回は数ある毛布の中から二つ、マイヤー織とニューマイヤー織の毛布について紹介したいと思います。

【1.マイヤー織とニューマイヤー織とはどういうもの?】

マイヤー織、ニューマイヤー織あるいはマイヤー毛布、ニューマイヤー毛布という毛布の種類を聞いたことはありますか?この毛布はアクリル、ポリエステル毛布に分類される毛布で、温かいことが特徴です。

【1-1.アクリル毛布のメリット、デメリット】

アクリル毛布は多くの家庭で使用されている毛布の一つで、安く購入できます。メリットとしては

・保温性に優れているため暖かい

・毛が長いため、肌触りが良い

・耐久性が良いため長持ちする

・シワを作りにくい

・虫食いに強い

など様々です。では、デメリットはあるのでしょうか。アクリル毛布のデメリットとしては、吸湿性の低さになります。アクリル毛布は化学繊維を使用していることで、水分を吸収しにくく、蒸れやべたつきなどに繋がる可能性があります。

人は寝ている時にコップ1杯分の汗をかくという言葉があります。しかし、アクリル製などの化学繊維で作られた毛布はこの汗を吸収することができません。そのため、睡眠中に不快感を持つ人も多くいます。

また、静電気を帯びやすいため、ほこりやハウスダストなどアレルゲンを寄せてしまうこともあります。アレルギーを持っている人は注意が必要です。


【1-2.ポリエステル毛布のメリット、デメリット】

ポリエステルはアクリルよりも太い繊維で作られています。そのため、アクリルよりも暖かい作りになります。ポリエステルはアクリルよりも強度が高く縮みにくい作りになっています。技術が発達してきたことで、アクリルが持つ特性のうち、多くの部分をポリエステルでも再現できるようになってきています。そのため、マイクロファイバー毛布等も、原材料はポリエステルで作られています。

・耐久性に優れている

・縮みにくい

・丈夫で乾きが早い

・耐熱性がある

など、アクリル繊維で作られた毛布とそんなに変わりません。デメリットとしては、アクリル同様の静電気を帯びやすいという所になります。

【1-3.マイヤー織とは】

ドイツ製のカールマイヤー編み機によって作られた毛布のことを言います。2枚の生地を張り合わせ、長い立毛を持つことで高級感があり、肌触りが良く温かいです。二重織のため、重みがあり、重量感があるものを好む人に向いています。伸縮性もあり、身体に密着し、基本的にはアクリルやポリエステルなどの化学繊維なため、性能も良いです。


【1-4.ニューマイヤー織とは】

こちらの作りは、1枚の生地で作る一重織であるため、軽く出来ています。しかし、ふわふわ感はしっかりとあり、肌触りは気持ち良いです。また毛が抜けにくく、ほこりも少ないことが特徴です。軽い物が好みの人に向いています

【2.ニューマイヤー織とマイヤー織を使用する場合】

ニューマイヤー織とマイヤー織の毛布に関する特徴は上記で説明しました。この特徴を見ると、使用する目的によっては種類も考慮する必要があります。


【2-1.マイヤー織毛布を使用する人は】

マイヤー織の毛布は、二重織で重みがあることから寝る際には重みを感じたい人や、寝返りをそれほどしない人にはお勧めになります。又、洗濯時に重みが倍以上になるため、家では洗わず、クリーニング店に出されるか、慣れているので平気という人はマイヤー織の毛布はお勧めです。

【2-2.ニューマイヤー織の毛布を使用する人は】

ニューマイヤー織は一重織で軽く出来ているため、寝返りを頻繁に打つ人や、重みが苦手な人、お年寄り、小さな子どもに向いています。

【3.毛布の使用方法】

みなさんは毛布を使用する際、羽毛など掛布団の下に重ねる人、上に重ねる人等、様々だと思います。色々な説がありますが、これは毛布と掛布団を重ね掛けする際の、肌への密着度がポイントで、この密着度のことをドレープ性と言い、直訳すると掛布という意味です。

寒い時期には、寝る際の肩口や足元の隙間というものは身体を冷やしてしまい良いものではありません。この隙間を埋めるためにはドレープ性が重要になります。マイヤー織の毛布は厚みがあるので、掛布団の下に重ねる場合は肌への密着度が落ちてしまうため、掛布団の上に重ね、掛布団を肌へ密着するようにしましょう。

ニューマイヤー織の毛布は薄いので、掛布団の下に重ねることで密着度を上げ、隙間を埋めることができます。なお、ニューマイヤー織の毛布はドレープ性を損ないにくいので羽毛布団のずれも防ぎます。

【4.毛布の洗濯方法】

マイヤー織の毛布などアクリル、ポリエステルで出来ている毛布は家庭用洗濯機で洗濯することができます。それがメリットでもありますが、マイヤー織の毛布は洗濯前には約3㎏と重みがあるため、干す際には6㎏以上の重みになり、大きいため、運ぶのに一苦労です。そのため、年配の方などは洗濯に気をつける必要があります。

また、アクリル繊維の毛布は熱に弱いため、コインランドリーなどの乾燥機を使用する際には短時間で行う必要があります。毛布を洗う際には気を付けましょう。

【5.まとめ】

いかがでしたか?毛布は色々な種類があるため、自分が現在どのような毛布を使用しているのか、どのような毛布が自分に向いているのかなど分からない人も多いです。マイヤー織とニューマイヤー織の毛布があるということを知るだけでもまた違います。この毛布は化学繊維で出来ていることもありお手頃の価格で購入でき、尚且つ寒い時期に使用するには十分な暖かさもあります。

私は、重みがある毛布が好きなためマイヤー織毛布を使用していますが、小さな子供達には約3㎏の毛布は重みの意味が違うため、ニューマイヤー織の毛布を使用していますが、十分身体が暖まっています。是非皆さんも自分に合った毛布を探してみてください。

私は個人的に櫻道ふとん店さんの布団が好きでよく使用させてもらっています。その中で櫻道ふとん店さんにマイヤー織の毛布について聞きました。一般的にはマイヤー織の毛布は約3㎏の重みがあると言われていますが、櫻道ふとん店さんの温泉毛布(マイヤー織毛布)は約2.4㎏と軽めに出来ています。たった0.6㎏と思う人もいるでしょうが、その少しの重みでも違います。ぜひ使用してみてください。

【私のおすすめ商品】

櫻道ふとん店さんの【温泉毛布】がおすすめ!肌触りもふんわりして気持ちよく、軽いので使い心地抜群です!「化石サンゴ」から出る遠赤外線で身体がじんわりぽかぽかしてきます!寒い冬は手放せませんよ!

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