冷え性と腰痛持ちの私がいろいろ試した・・・敷き布団を勝手に評価しちゃいました!
敷布団は、毎晩身体を載せるものですね。
自然とへたりができることは避けられませんが、
買ってからすぐにへたってしまうようでは困りものです。
敷布団には、汗を吸収し、床からの冷えを防ぐ必要がありますし、特に腰痛や肩こりのある人には体圧分散も大事です。
こういった条件を考えると、敷布団は一枚敷きよりも二枚敷きのほうが効果的です。
毎晩の「寝床内環境」の変化を考えてみましょう。
人が床に就くと、寝床の温度は上昇します(一定の温度に達すると止まりますが)。
この温度が体温を越えると汗が出てきます。
この汗はなかなか蒸発せず寝床の中にたまりますから、寝床は湿気がこもりやすいのです。
そこで、掛け布団と敷き布団の材質や機能をうまく組み合わせて、寝床内環境が、
季節に応じた温度と湿度に保たれるようにすると快適に眠れます。
枕は布団とは別物だという常識があるようです。
しかし、体圧分散の必要性を考えると、枕の硬さや材質は、敷き布団と合致していないといけません。
「肩や首がこって、枕が合っていないような気がする……」という場合は、
敷き布団やベッドをまず選んで、その次にそのチョイスにぴったりの枕を探しましょう。
実際に横になって確かめるのがいちばんです。
(もうひとつ大事なことは、仰向けか横向けか、寝るときの姿勢も考慮することですね)。
ベッドは、布団の上げ下ろしがなくなるため、腰痛の方、特に中高年から熟年層の方にはおすすめです。
ベッドの高さも大事です。マット高が低いと毎朝の起床がつらくなりますから、
マットレスや敷き布団のことも考えてバランスのよい高さにしましょう。
ベッドの構造では、金属スプリングよりもウッドスプリングのほうが、人体にも環境にも害がありません。
(金属の場合、廃棄するときに不便ですし、磁場が発生するため健康にもいまいちです)。
カバーは見た目も大事ですが、身体にじかに触れますから素材も大事です。
肌触りや吸湿性・発散性をよく確かめてから買いましょう。
毛布は元来保温の補助に使う寝具ですが、日本の高温多湿さを考慮して選ぶようにしましょう。
夏:吸湿性・発散性に特に優れた品
冬:(保温性も大事ですが蒸れることを避けて)自然素材で吸湿性を備えている品